確かな技術と品質をご提供

長年の経験と大手メーカーからも信頼された膨大なノウハウと高い技術力。
私たちは自らの製品によって人を支え、街を支え、素晴らしい未来への寄与を目標としています。
手挿入及び手ハンダから、自動実装(チップ、ディスクリート)、ディップまで基板製作に関しては、ほぼ全て対応可能で、もちろん鉛フリーにも対応しております。
その他プリント基板関連であれば、設計から製作まで弊社にお任せください。

事業内容

プリント基板実装

プリント基板実装は日々進化しており、現在では小型チップ、鉛フリー化が常識となっております。もちろん弊社でもチップマウンターでの小型部品搭載、鉛フリー実装は可能です。しかし、医療現場の基板や自動車関連の安全に関連する部分、または大きな電流が流れる部分では現在でも共晶ハンダやディップ部品が使われております。弊社では全ての基板実装ができることを強みとしており、パナサートを使ったディスクリート部品の自動実装から、チップマウンターでのチップ部品自動実装、手挿入ラインや手はんだライン、フィルムマスク※1を使ったチップ部品手乗せなど、様々な実装に対応しております。お客様のニーズにお応えするために、日々新しい技術へチャレンジしております。

※1 フィルムマスクとはメタルマスクの代用となる、フィルム状のクリーム印刷用マスクです。データをいただきましたら弊社で約1時間にて製作可能です。

手はんだ加工

弊社では機械の実装だけでなく、はんだコテを使った手はんだ加工にも力を入れております。得意先様にて開催された技能協議会では優秀賞をいただきました。機械での実装ではなく手はんだ加工は技術を必要とします。弊社では技術向上に日々努力しております。難しい手はんだ加工も是非一度ご相談ください。

基板設計

基板の実装だけでなく、設計も弊社では行っております。実際に実装しているからこそ「実装のしやすい設計」をすることが可能です。実装がしやすい=コストが安い、不良が出にくい設計になると考えております。基板設計よりも上流の回路設計から、最終製品化へもご相談ください。電子のことを全く知らない場合でもお客様の想像を形にして行きます。お気軽にご相談ください。

当社の強み

高度な品質管理体制

主要取引先である(株)島津製作所の医療機器関連製品の基板製作において、全国で5社しかない認可企業の1社として30年以上に及び、同社の基板製作を担っています。

工程における品質管理やヒートサイクル試験(基板に対し1か月間熱をかけ続けることで、温度変化に対する信頼性・耐久性を評価する試験)、振動試験などの厳しい審査項目の全てをクリアし、品質管理体制は高度なレベルと自負しています。

独自ノウハウによる高品質な実装

基板の実装には表面実装(チップマウント)と挿入実装(ディスクリート)があり、一般的な基板はチップマウントのみがほとんどです。
強固に実装するディスクリートは、回診用X線撮影装置のように、移動を伴いかつ精密さが求められる製品に活用されます。

ディスクリート部品の実装を手掛けている企業自体が少ない中、当社は独自ノウハウにより高品質な実装を実現しており、取引先からは製品の信頼性を高く評価されています。

高度な設計技術

当社は基板設計でも高い評価を得ており、島津製作所研究部署である「島津製作所 基盤技術製作所」や「島津エンジニアリング」といった設計部門からの依頼を受け、設計を請け負っています。

チップの実装時にわずかなズレが生じると他のチップに干渉などが起こりやすくなりますが、当社は独自の技術力と臨機応変な対応力を活かし、難易度の高い製品に対しても適切な基板設計を実現することで、高い評価を得ています。

機械・設備

チップマウンター

チップ部品用自動実装機(チップマウンター)です。もちろん小野電子ではチップ部品の自動実装も可能です。

メーカー:スズキ

機種名:SMT-2000V

ディスクリート部品用自動実装機

ディスクリート部品用自動実装機、パナサートのAVとRHです。アキシャル部品はAVでラジアル部品はRHにて実装いたします。今ではほとんど使われなくなってきているディスクリート部品ですが、長期間の使用や電流の多く流れる部分、信頼性が問われるような医療機器などにはまだまだ使用されています。

メーカー パナソニック
機種名 パナサート AV
機種名 パナサート RH

リフロー炉

タムラの鉛フリー対応7ゾーンリフロー炉です。クリームはんだを最終熱硬化させます。

メーカー:タムラ
機械名:TAR30-407PH

手挿入ライン

小野電子工業では昔ながらの手挿入ラインもございます。細かい作業の得意な女性の従業員がやさしく部品を実装しています。

手挿入ライン

小野電子工業では昔ながらの手挿入ラインもございます。細かい作業の得意な女性の従業員がやさしく部品を実装しています。

会社概要

小野電子工業は、医療機器や家電製品などに搭載される基板の設計・実装を行っている、昭和44年設立の京都市の電子回路製造事業者です。

長年の経験と実績によって積み重ねられたノウハウ、高度な品質管理と設計技術で高い評価を得ています。
会社名 株式会社小野電子工業
本社 616-8184
京都市右京区太秦中筋町12番地
TEL:075-861-4025
FAX:075-881-2740
高辻工場 615-0056
京都市右京区西院西貝川町97番地
TEL:075-406-0480
FAX:075-406-0566
代表者 代表取締役  小野 美津夫
資本金 1,000万円
設立 昭和44年
事業内容 医用・分析・計測・産業・その他、基板の手動及び自動実装、基板のパターン設計から、ハーネス、ケーブル製作加工、ユニット組み込みまで様々な分野に対応可能です。
設立 昭和44年

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075-861-4025